紅葉の        袋田の滝へ・・・

直線上に配置


私はこの橋の事を全然知りませんでしたが、一目見たとき「これは前にテレビでやっていた橋じゃないか?ってすぐに思い出しました。後でネットで調べて分かったのですがこの橋は30億円もかけて観光用に作った日本一長い歩道橋」だそうで向こうに渡っても、道がつながっておらず結局Uターンして戻って来るしかない「こんな無駄な橋を作って!」って言う趣旨の番組でした。

300円の通行切符を買うときに係りのオバサンに「これテレビでしょっちゅう取り上げられる橋でしょう?」って聞いたら機嫌よく「そうです」。「向こうへ着いてもただ、帰って来るしかないんでしょう?」って聞いたら「ハイキングコースに繋がっています」って急に不機嫌に答えてくれました。





そのあとで日帰り温泉に立ち寄り、東京には9時半ごろに帰着しました。滝も紅葉も「イマイチ」と言う感じでしたが、それでも今年の紅葉狩りは出来ましたし、馬鹿な大吊り橋も見られたしそれなりに満足の行く日帰り小旅行でした。

例年、紅葉の季節になると郷里の栃木か近ツリの「旅ともツアー」で何処かの観光地に行きますが、今年はどういう訳か行きそびれた感じになっておりました。テレビの旅番組を観るたびに「せめて近場で日帰りでも良いかな」っと思って、私がいつもアッシーを引き受けているご婦人達に話してみたら、待ってました!とばかり11月の中旬のウィークディに茨城県の「袋田の滝」に行くことに即、決定しました。(レストランとかで食事のメニューさえなかなか決まらないのに、こう言うのは即決断!)


当日は晴れ。東京を朝8時に出発し昼ごろに現場に着きました。駐車場から滝までは気持ちのいい日差しの中を、お土産屋さんを覗いたり、鮎の塩焼きや里芋と田楽の串刺しを食べたり、思い思いに楽しみながらゆっくりと歩きました。

滝へ続く長い300円の有料トンネルを歩いたあとにその「袋田の滝」が突然現れます。滝は3段か4段になってかなり急に落ちており、それなりのスケールではありましたが、前にテレビ番組で滝の様子を観てしまった事もあり、周りの紅葉も含めて「大騒ぎする」ほどのものではなかった、と言うのが正直な感想でした。

遊歩道の途中に階段があって上に行くともうひとつの滝「生瀬の滝・月居山(つきおれさん)ハイキングコース」って書いてありました。いやな予感がしたのですがご婦人達、躊躇なく「これ上ってみようよ!」。そんな訳でお付き合いすることになりましたが、これが結構きつい上り階段でご婦人方の大きな(失礼!)お尻を見ながらもくもくとひたすら登りやっと生瀬の滝に到着。

生瀬の滝で一休みしたら「ここまで来たら月居山のてっぺんまで行かない?」って、そこから30分もかけてかなりの急勾配をまた登る羽目になりました。もうお尻を見上げる元気もなく自分の足元だけを見ながらゼイゼイ、30分かけてやっと頂上にたどり着きました。
生瀬の滝までは多くの人が上り下りしていましたが、さすがに山頂まで登った人は我々を含め、5、6組しかいなかったように思います。

頂上からは山の裏側を歩いて袋田の滝まで行くことが出来ました。この道は結構だらだら坂でおしゃべりをしながら楽しく歩くことが出来ました。ふもとに戻って昼食のお蕎麦を食べ帰路に着きました。


帰りに山の中を走っていたら「竜神の大吊橋」の看板が眼に入りました。もう4時を過ぎていましたが「行ってみる?」って声をかけましたら後ろで眠っていたはずのご婦人達、声をそろえて「行く、行く!」。 で、急に車を反転させて坂道を登り吊り橋に着きました。

駐車場から滝までの道

帰りはトンネルからこんな吊り橋のある
遊歩道に出られます

階段を上がると袋田の滝に通じる川が見られます        これが生瀬の滝で遠くから見るだけでした

ダムの上に架かる375mの吊り橋           そして着いた先には「何とかの鐘」がありました

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