三日目

直線上に配置

親父、初めての
への旅
への旅

- Part 2-

一日目

足摺岬めぐり→四万十川(舟下り)→宇和島(昼食)→内子(白壁の街散策)→松山・道後温泉

二日目の夕方、日本で一番古いと言われるあの有名な道後温泉に到着しました。ご存知の方も多いと思いますが、この道後温泉は松山市から車で10分もかからない至近距離にあり、松山中学の教師として赴任した夏目漱石が小説「坊ちゃん」にも度々登場させているところです。

この道後温泉の中でも一番有名なのが温泉街の中心にある、明治27年に建てられた道後温泉本館と言う古い木造の大きな建物です。宿に着いたのは夕方5時ごろでしたが、風呂が混むといけないので夕食の前に早速行ってみました。入り口で入浴料を払うのですが、ただお風呂に入るだけの400円から最高1500円までのコースがあり、私は1200円コースを選びました。これですと二つあるお風呂には入れるのと入浴後に広間で浴衣でくつろぎ、お茶とお煎餅の接待を受ける事が出来ます。さらに皇族専用の又新殿(ゆうしんでん)と言うお風呂と休憩施設などをガイドの説明付きで見学できました。

私が入った浴槽そのものは大理石で出来ており、それほど大きなものではありませんが「これにあの坊ちゃんも入ったのか」って言う程度の感慨はありましたが、考えてみれば入っていたのは坊ちゃんでなく夏目漱石だったんですね。
この本館の中には「漱石ゆかりの間」と言うのがありました。小さな角部屋でしたが近くの従業員に「何のゆかりなのですか?」って聞きましたら「漱石さんが良くお休みになった部屋です」とのことでした。フ〜〜ンって言う感じですね。

道後温泉→琴平・金刀比羅宮(参拝)→鳴門海峡(大鳴戸橋)→高松空港→羽田空港

朝、道後温泉を出発したバスは瀬戸内海を左に見て一路、琴平へ向かい、お昼前に到着しました。皆さんご存知の通りここにはあの有名な金刀比羅宮(ことひらぐう) があります。ここの本宮に辿り着くには785段の参道の石段を上らねばなりません。我々一同、一人の落伍者もなく無事本宮に到着。参拝を済ませ記念写真を撮ったり神札授与所でお守りを買ったりしたあと、帰りは参道の裏道をだらだらと下りながら、まだ残っていた紅葉を楽しみながら下界に戻りました。
このお宮は昔から「さぬきのこんぴらさん」と親しまれたそうですが、私も小さい頃に東映の時代劇で森の石松が次郎長の代わりにコンピラさんへお参りに行き、帰りに騙し打ちに合うシーンを見た覚えがあります。そんな訳で私も今回、石段を上りながら「この石段を石松も上ったのか・・・」なんて思いながら歴史をちょっと身近に感じました。


話は変わりますが、讃岐と言えば「うどん」ですね。昼食は当然、名物のさぬきうどんを頂きました。釜揚げうどんみたいな食べ方をするのと、「ぶっ掛けうどん」って言うらしいんですが、どんぶりにうどんを入れてそこに薬味を入れた汁をぶっ掛けて食べました。ま、特に美味い!と言うものでもなかったですけど、ま、名物ですからね。

この四国ツアーの最後は鳴門海峡のあの有名な「渦巻き」を見るコースでした。あの渦は瀬戸内海と紀伊水道の潮位の差で発生するとかで、干潮の時の「何時ごろが見頃」と言う時間的な見頃があります。したがって近隣の観光客がその時間帯にここに集まって来る事になるようです。昔はその渦を見るためには観光船で近くに行くしかなかったらしいんですが、今はそのほかに淡路島に架かる大鳴戸橋に作られた「渦の道」と言うのを歩いてゆく事で渦を真上から45mの高さで見ることが出来ます。私は全く興味がなかったので、今回の旅程にこんなスポットがあるのを見落としていたほどでした。そんな事で期待もしていなかったのですが行ってみてビックリ!ある意味今回の旅行で一番の興奮を味わいました。下の写真と説明を読んで頂ければ分かります。

これが大鳴戸橋です。向こう側は淡路島。「渦の道」はこの橋の下部を渦のあるところまで歩きます。

橋の入り口にこんな看板が出ていました。見ごたえのある渦が出来るのは大潮の日の干潮時だそうです。
私たちの行ったのはちょうど大潮の日でした。ラッキー!

こんな感じで渦のあるところまで200mぐらいの歩道があります。物凄く強い風が吹いて、吹きさらしです。

渦のあるところにはこの様に床がガラスになっておりこんな感じで覗き見をします。
風が強く床にかがむと橋がゆらゆら動いているのが分かります。親父、大興奮!

ガラスを通して覗いたこれが有名な「鳴戸のおお渦」。干潮時を2時間ほど過ぎていましたがそれでも大変な迫力でした。

中にはこの様にガラスの上に乗ってしまう無神経な人も。若い女の人なんかきゃっきゃっ言いながら飛び上がってドスンドスンと遊んでいました。
「馬鹿っ!割れたらどうするんだ!」

臆病なくせに何でもやりたがり屋の親父、長〜い長い逡巡の末に意を決してほれ、この通り!今までに味わった事のない緊張と達成感。「これは記録をとらなきゃ」とパチリ!
(でも渦の引いた時を見計らって乗ったのがちょっとね・・・)

そんな訳で私の奇妙な四国めぐりの一人旅は終わりました。昔から四国には憧れていて何か「陽炎がゆれる黄色一面の菜の花畑をお遍路さんが数人連れ立って歩いてゆく」みたいなイメージを勝手に作っていましたが、今回廻ってみて山が多いのには意外な感じがしました。

それでも四国の主だった観光地はほとんど観られましたので大満足の2泊3日の旅でした。かみさんとの旅行も良いですが日程が合わなかったら一人でも行くぐらいの独自性を持った方がお互いに良いかも知れませんね。

これが道後温泉本館の外観(左)と内部(右)です。

お風呂は全部で三つありますがこれはその内の一つ。
壁に「坊ちゃん泳ぐべからず」と書いた看板がありました。
(写真はHPより拝借)

休憩広間で。ここで着替えてお風呂に入り戻ってからくつろいでお茶とお煎餅を頂きます

これが「夏目漱石ゆかりの間」です。角部屋で6畳間ぐらいだったと思います。フラッシュが不十分で良く撮れてませんね

石段を上って・・・

鳥居をくぐって・・・

やっと本宮に辿り着きました・・・

本宮からの下り道で見た素晴らしい紅葉です。

神札授与所で買い求めたお札です。
御利益(ごりやく)のほどは?

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