親父、初めての
への旅
への旅

二日目はあいにくの雨模様となりました。

朝はむかし台風のニュースでよく耳にした足摺岬めぐりをしました。ここには有名な灯台とか四国霊場第38番札所である金剛福寺をみて廻りました。
四国と言えばお遍路さんが見られるかと楽しみにしていたのですが季節的に遅いのでしょうか1、2名それらしき人をチラッと見ただけでした。

急に思い立って四国へ2泊3日の旅をして来ました。近畿ツーリストの「たびともツアー」って言うところから毎月これでもか、これでもかとばかり旅の案内が来ます。今年はもうスキー以外の旅行はお終いと思っていましたが、数多くのツアー案内を何となく見ているうちに、四国をぐるっと廻る旅で僅か4万円足らずと言う超リーズナブルなヤツを発見。今まで四国って行った事がなかったのでこの機会に行ってみるかと、急に思い立っての旅でした。

かみさんを誘いましたが何か先約があるとかで見事に振られましたが、そのために取り止めるのもシャクだったので意地になって一人で行きました。このツアーは7〜80%はご夫婦であとはご婦人ばかりの数人連れ、または一人旅で男の一人旅はなんと私一人だけでした。
お陰で2晩とも追加料金なしで一人部屋で、快適な旅を楽しむ事が出来ました。こう言う良い事もあるんですね。

東京・羽田→四国・高松→大歩危(吉野川の渓谷美)→高知・桂浜(坂本龍馬像)→足摺岬温泉郷

羽田空港7:20集合の予定でしたので吉祥寺から6:20発の直通バスで行ったのですが、着いたのが10分遅れで添乗員に平謝り。旅はこんな感じでスタートしました。
上の旅程を見て頂ければ分かりますが一日であの四国の右上から左下まで一気にバスで貫くと言う強行軍。バスは満席でしたが私だけが半端者でしたので座席も2人掛けを一人で占領出来、それなりに快適な旅をする事が出来ました。

大歩危、小歩危はちょうど紅葉の真っ盛りで思いがけずの素晴らしい風景を堪能しました。

そして、土佐の高知の桂浜へ行って坂本龍馬像を見物しました。

私は大の龍馬ファンで小説も映画もテレビドラマも何遍も観ましたが、人工的に作られた像を見ても何の感激まありませんでした。この像の近くの丘の上に「坂本龍馬記念館」があり、そこに行けばそれなりの価値のある展示物があるので、是非そこに行きたかったのですがパックツアーの悲しさで、ま、それは次の機会にと言う事で・・・

これが♪月の名所は〜桂浜♪と唄われた桂浜。
「この海岸で龍馬は乙女姉さんと相撲でも取ったのかな」なんて勝手に想像しました。
写真の向こうの丘の上に「竜馬記念館」があります(しつこい?)

一日目

一日目

足摺岬めぐり→四万十川(舟下り)→宇和島(昼食)→内子(白壁の街散策)→松山・道後温泉

左はジョン万次郎の銅像です。彼はこの近隣の人だそうですがこの人はご存知のように江戸時代末期に漁に出て遭難し、鳥島まで流されてそこでアメリカの捕鯨船に助けられました。アメリカで生活した後、日本に帰り幾多の苦労をしながら、ペリーの来航の時には通訳として活躍すると言う数奇な一生を送った人です。

私は中学の時初めて読んだ小説が「ジョン万次郎物語」でこれに非常に刺激を受け、海外の文化、風俗に興味を持つようになりました。私が一生懸命に英語を勉強し、大人になって貿易の仕事をし、海外駐在員も経験できたのも彼の影響が相当有ったのは間違いありません。
そんな訳で彼には人並み以上の思い入れがありましたのでこの銅像を見た時ちょっと興奮しました。一人旅でしたのガイドさんに頼んで一緒に写真を撮って貰いましたが(ガイドさんとじゃなくて銅像とです)、私が興奮して彼のことを話しましたら、ガイドさんが怪訝な顔をして「そうですか。私は居酒屋の名前でしか知りませんでした」って言われました。ガクッ!

確かに「ジョン万次郎」って言う居酒屋のチェイン店がありますが・・・・

次に行ったのは今や全国的に有名になった四万十川です。左の写真に写っている屋形船で40分ほどの遊覧を楽しみます。船頭さんがいろいろと説明してくれたのですが、何よりも驚いたのはその水のきれいな事。水深何メートルでも川底が見える感じでごみ一つ浮いていませんでした。

右の写真は四万十川に架かる欄干のない橋で、台風などで増水した時に橋が水面下に沈むように設計されたもので沈下橋と言うんだそうです。
確かに映画や旅番組でも何度も紹介されていますが、でも渡るのって結構怖そうですね。

宇和島で昼食をとった後、松山に行く途中、内子と言うところで白壁の街並みを一時間ほど散策しました。こういう昔の街並みを保存して観光化するというのは、飛騨の高山とか木曽の馬籠宿とか最近は沢山あり、いささか食傷気味でしたが、これも浮世のお付き合いですので・・・・

これでPart1はお終いです。次回のPart2では「坊ちゃん」でお馴染みの道後温泉や琴平参りなどを書きます。

直線上に配置

右の写真は柿ですが何と5個で100円とか。安いのでビックリしました。(別に写真を載せるほどでもないんですがこのページは暗い写真ばかりなので彩(いろどり)を添える意味で、ね!)

(おまけ)

内子の散策で唐辛子をわらに編んで売っていました。綺麗で可愛いかったし、150円と安かったので一本お土産に買い求めました。それにお店のおじさんが「飾りに飽きたら食べられますよ」って言ってましたしね。

こんな感じで軒先で売ってました

一本買い求め・・・

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