昨年6月に「東京を歩く会」で今も残る都電「荒川線」に乗って東京の下町を訪ねた事を書きましたが、久しぶりに気まぐれ幹事から「やるぞぉ〜!」と言うメールが入り、私が幹事になって千代田区にある「昭和館」に行って来ました。
昭和館は平成11年に開館した国の常設展示館で戦中・戦後の国民生活上の苦労に係わる歴史的資料・情報を展示し、後世代に伝えると言う事を目的にしているそうです。したがって展示などは当時の国民の苦労した側面を強調したものになっており、確かに後世にこういう事を残す必要はあると思いますが、もっと楽しかった事だって一杯あったはずですので、もうちょっとバランスの取れた展示、保存であっても良かったような気がします。
都内の一等地に7階に及ぶ展示室、図書室、研修室など、設備の何と立派な事に驚きましたが、日曜だと言うのに館内はガラガラで利用者より職員の方が多い感じで、最近の政府、役所の施設の運営のいい加減さを目の当たりにした感じでした。
千代田区・九段 昭和館と靖国神社
昭和館の詳しい情報は:
お堀端の一等地にそびえる昭和館
展示室には懐かしい品々が・・・
同行の歩く会の年長者の解説付き 一回のロビーでは古いニュース映画の放映も
(これが一番面白かった)
昭和館から歩いて10分も掛からないところに靖国神社があり、当然の流れとしてここを参拝する事になりました。改めて参拝するのはこれが初めてですが、難しい話は置いておくとして、純粋に戦争でなくなった人々にお参りをしてきました。