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■Name : ken
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■鬱病の再発に怯える日々
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September 24, 2005


RHAPSODY : Legendary Tales (1997)

rhapsody_lt.jpgいまやSymphonic Power Metalの頂点に位置するイタリアンバンドの記念すべき1st. とはいえ、恐るべき完成度を誇ります。骨格となるのはHelloween型ともいうべきMelodic Power Metalですが、弦楽器やリコーダーによるクラシカルでシンフォニックな味付けがなされています。いや、味付けというより、こっちが実は主役なのかも、というくらい、#4 "Forest of Unicorns"を筆頭にフィーチャーされています。中心人物は Luca Turilli(g)とAlex Staropoli(key). また、ヴォーカルメロディの充実も挙げておかないといけないでしょう。その立役者はFabio Lione. 全編にて素晴らしい歌唱を披露しています。

楽曲的には典型的なスピードメタルの#2 "Warrior of Ice" (#1 "Ira Tenax"はイントロ)にはじまり,美しい#4を挟んでのメタルチューン #3 "Rage of the Winter", #5 "Flames of Revenge", アコースティックな小曲 #6 "Virgin Skies", Violinが印象的なスピードチューン#7 "Land of Immortals"#8 "Echoes of Tragedy"はピアノが美しいバラード, ドラマティックな#9 "Lord of the Thunder"とバラエティも豊か。最後は大作 #10 "Legendary Tales"で締める展開は完璧です。ただし、2nd収録 "Emerald Sword"みたいな飛びぬけた曲はありません。粒は揃ってますけどね。

ギターメロディがちょっと単調なきらいはありますが、それはオーケストレーションで帳消しってことで。
最近の作品から入った人にもぜひ聴いてもらいたいアルバムです。

あ、ストーリー的側面についてはパスですw

November 06, 2004


REBECCA : Rebecca IV -Maybe Tomorrow-

rebecca_4.jpgこのページの趣旨(主にメタル)からするとちょっとハズレ気味なのですが、 私にとってのルーツのアルバムってことで取り上げます。 今はもう解散してしまったJ-POPバンドの4thで、大ブレイク作。 この前後のアルバム、あるいはベスト盤(曲順が年代順)を聴くとわかりますが、 初期にあったHR色が段々と薄れ、普通のPopsになっていく過程での、 もっともバランスが取れた一枚です。 演奏やヴォーカル面については、 現代のHR/HM等に慣れた耳にとってそれほど聴き所があるわけではありません。 Nokkoの唄は高音が綺麗に伸び、 癒し系の声質を備えてはいますが、 素人っぽさを感じさせなくもないです。

しかし、このアルバムの楽曲はどれも珠玉のメロディを持ち、 #4 "76th Star", #7 "Girls Bravo!" はちょっと軽く・明るくなりすぎな感も否めませんが (次作以降はこの路線が中心ではありますが・・・)、 「哀メロ」の観点からすれば #3 "Cotton Time", #8 "フレンズ", #9 "London Boy" を筆頭に、今聞いても良いと思えるメロディの宝庫です。 ハイテンションは#1 "Hot Spice"で幕を開け、 途中曲題がしっくり来るインスト#5 "光と影の誘惑" を経てバラード#10 "Maybe Tomorrow" で終わる構成も良し。

シングル曲#8 "フレンズ"は知名度からみても REBECCANo.1の名曲だと思いますが、 何年か前の再結成では無残なことになってました。(苦笑)

今で言えば、EVERY LITTLE THING あたりが好きなら試してもみてもいいかと思います。

October 29, 2004


RAINBOW : Bent Out Of Shape (1983)

rainbow_boos.jpg再結成を除けば最後のオリジナルスタジオアルバムになります。 Ronnie James Dio や Cozy Powell がいたころとは音像も大きく変わり、 このアルバムを一言で表すならば 「完璧なメロディアスハード」 ということになるでしょうか。 キャッチーなリフに Joe Lynn Turner の哀愁風味たっぷりな歌唱が乗る #1"Stranded"、 キーボードの荘厳なイントロに始まる屈指の名曲 #2 "Can't Let You Go"、 スピードチューン #3 "Fool for the Night", #4 "Fire Dance"、 名バラード #7 "Street of Dreams" と隙がないです。まぁ、 最後の終わり方だけはあんまり好きじゃなかったりするんですが。 このアルバムではやはり Joe Lynn Turner の色が強く、 Ritchie Blackmore は全体的に一歩引いた印象です。 それでも各所で印象的なプレイを聴かせています。 早弾き等ではなく、 シンプルなフレーズを、 彼独特のメロディックなトーンで奏でるという感じでしょうか。 優れた楽曲と Joe Lynn Turner の歌唱を最大限生かすスタイルとも言えるかと思います。 RAINBOW を最初に聴くならこのアルバムもお勧めです。

October 25, 2004


RAINBOW : Rising (1976)

rainbow_rising.jpgドラムが Cozy Powell になり、「あの3人」での最初のアルバムです。 ベースとキーボードも変わってるんですが、 重要度では比較になりません。(笑) RAINBOW というバンドにおいて、様式美HRのダイナミズムを体現してるアルバムでしょう。 大きく分けて、 #1-#4 のポップかつキャッチーな小曲 (って 1. は6分あるけどね) が集まった前半(アナログA面)と大作の後半(アナログB面)という構成です。 実を言うと、 はじめ聴いたときは後半の印象があまりに強烈で、 前半なんぞ覚えちゃあいませんでした。 後半の2曲はそれくらい強力です。 "Stargazer" はミドルテンポの曲ですが、 Ronnie James Dio の唄の迫力が凄く,それに続く(歌詞が続いてるらしい: 私の持ってる輸入盤は歌詞が書いてないのでよくわからん・・・) アルバムラストの "A Light in the Black" は Cozy 叩きまくりの疾走曲で,次のアルバム(とライヴ盤)収録の "Kill the King" と並ぶ RAINBOW を代表するスピードチューンです. 狂ったように聴きまくったころを思い出します. 発表から30年近く経った今(ってこのアルバム出たの自分が1歳のときだが) となってはサウンドは軽いです。 わずか30分ちょっとの収録時間ですが, このアルバムに匹敵する緊張感持ったアルバムって, いくつも存在しないんじゃないかなぁ・・・

October 23, 2004


QUEENSRŸCHE : Operation:mindcrime

queensryche_om.jpg御存知,HR/HMというより, ROCKという音楽におけるコンセプト・アルバムの金字塔. 初めて聴いた当時,既に DREAM THEATER なんかを聴いていたので ("Metropolis2"は出る前だけど), 比較すると地味な演奏のおかげで, しばらくはピンと来なかったという記憶があります. 聴いてるうちに楽曲の魅力が感じられるようになってきて, 今ではもっとも気に入ってるアルバムの1枚になっていることは 言うまでもありません.

やや無機質な印象の前作までと比較した場合, Geoff Tate の歌唱はもちろん,演奏陣, 特にGuitarへの感情移入の度合いがかなり増していると感じます. 題材が題材なこともあって,全体的には暗い雰囲気が立ち込めていますが, 1曲単位で見ると,それぞれがキャッチーであることがポイント. 前半〜中盤にかけてのハイライトは #8 "Suite Sister Mary"での Sister Mary役 Pamela Moore との掛け合いです. アルバム全体でSEが多用されているのも特色ですが, 何かが割れるような音と共に爆発的なドラムがスタート, #9 "The Needle Lies" はアルバムというより QUEENSRŸCHE 中でも屈指の出来の疾走曲.(Live盤は迫力が更に上) この後は休むところ一切無し,名曲が連発. #12 "I Don't Believe in Love", #15 "Eyes of a Stranger" はまさに名曲中の名曲. "I Don't Believe in Love 〜"と叫ぶ Geoff Tate のVo.は壮絶で,失恋時に聴くのはお勧めできません. #13 "Waiting for 22" の泣きインストも余韻を与えてくれます. 全ての終わりを悟らせるようなラストトラック後の静寂の後, 最後にはオープニングと同じ"I Remember Now"の台詞が出てきて, アルバムは円環構造に.
"音楽は皆で楽しく踊るためにあるものだ" ってタイプの人には無縁のアルバムでしょうけどね.

HEAVY ROTATIONS