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August 21, 2008


The Great Debate[事件]

<熊本殺人>妻と知人の男を逮捕…帰省中の夫殺害容疑で

殺された方は研究者だったみたいですね。
このあとの報道では「夫が嫌いだった」なんて妻の供述もあるみたいで、
要するに

真面目な夫に飽きたビッチが愛人と謀って夫を殺した

っていう世の中の真面目な男を結婚から遠ざける事件であります…

帝王切開死亡事故で医師に無罪判決 「医療過誤なかった」 

この事件はこの判決で知ったのですが、どうやらいまの産婦人科の惨状の原因になったみたいです。

事実としては

・かなり稀な事例だった(1万人に2,3人)
・医師は特に藪というわけではない
・努力の結果、あえなく患者は亡くなったが、子どもは助かった
・手術自体は成功している

で、ソースが怪しい「事実」は

・医師は難しい事例なので転院を薦めてた
・患者がそれを断った

争点は

・医師の取った判断が正しかったか
・死因と処置の因果関係

ってところでしょうか。

まあ、素人目にはかなり検察の主張に無理があります。
つまり、医師の取った判断は、当時の医療では通常の手法であり、
その手法自体でミスを犯していない。
裁判では手法(胎盤剥離)と死亡の因果関係(出血多量)は
認められたましたが、解剖をしていないこともあり、
また手術自体の成功から、他の疾患による死亡の可能性を弁護側は指摘しているんですね。

この医師の漏れ聞く評判からしても、また態度にしても、
この裁判で失われたものは亡くなった患者の命だけではなさそうです。

ミスは人間のすることにはつきものですが、
文字通り致命的なミスをしでかすと思ってやる医師はいないと思うんですね。
いたとしても、この事件の医師がそういう人には思えない。
たとえば投薬量を間違えるとか、心臓手術していて大動脈ぶっちぎるとか、
明らかな医療ミスは司法の手が入っても仕方がないでしょう。

この事件を機に、産科医師がごそっと抜けたというのは、
その道のプロが「これはミスではない」したがって「ミスしてないのに逮捕されちゃやってられない」
と考えたということなんでしょうね。

娘を亡くした父親の思いはわかりますが、
報道から見る限りは、自分のみたくない事実には目をつぶっている印象を受けます。

NP : Bucharest 7/4/02 / DREAM THEATER

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