No Place To Go[社会]
こんな記事が出ると少子化に拍車がかかりそうですね。
ジニ係数の増大の主要因は高齢化で年金生活者が増えているからであるのはわかってるし、
またもちろん医療・介護が必要なのもわかるのですが、
その一方で資産を持っているのも高齢者なのですね。
もちろん高齢者のほうが貧富の差が大きいので、この資産分布もかなり偏りがあるのは間違いないのですし、
資産蓄積を認めないことは労働意欲を削いでしまうのですけど、これで若年層に負担増を求めても理解が得られないのは当然の理であります。
少なくとも、社会保障を受ける側には資産の制限もあってしかるべきだとは思うんですけどね。
富裕高齢者→そうでない高齢者への所得移転です。
ただ残念ながら、世の中で一番権力を持っているのは資産を十分持っている高齢者であり、
年金・社会保障に関しては資産がない高齢者とも利害が一致します。
また、人口と年齢別投票率からも、まだまだ高齢者の声の方が大きいわけです。
投票しないのが悪いのはもっともなのですが、これは鶏が先か卵が先かみたいな側面もありますね。
だいたい人口比で高齢層が多いので、同じ投票率でも駄目なわけで。
今や金持ちの30代だって子ども作らなくなってるので、
この世代が持っている絶望感は高齢者の想像よりずっと大きいのです。
それがわかっている政治家はどれくらいいるのやら。
団塊の世代が寿命で力尽きるころには、
負担の問題は軽減されているのかもしれませんが、
今声高に「自己責任」を叫ぶ30−40代の勝ち組が既得権益を保持しようと
今の子どもや貧困層に負担を押し付けるのも、そのモラルから言って眼に見えるようですが。
NP : Explorer Suite / NEW ENGLAND


コメント
いや、それだと消費主体の若年層からの所得移転になっちゃうからだめなのよ。消費しない、資産としてもってる層からの移転をしないといけないから。
固定資産税と相続税うpだと思うけどね。
ただタックスヘヴンに逃げられる可能性があるのと、
野党も与党も老人が支持母体であることには変わりないから、結局人口ピラミッドが変わるまでは選挙では変わらないと思う。
投稿者: ken | October 17, 2007 11:34 AM
所得移転をやるならばやはり、
「消費税率を上げる」よりも「物品税復活」の方がいいでしょう。
海外だと付加価値税が食料品とそうでないもので違うのが一般的です。
野党は現実路線でこれを主張すればいいのにと思うけどね。
投稿者: た@新宿 | October 17, 2007 10:38 AM